Android勉強会

Androidの学習日記

Spring Tool Suiteの準備

WindowsパソコンでSpring Bootを練習するための準備を行ないます。
やり方は「はじめてのSpring Boot」という本を参考にしてみます。
 

 

 

JDKのインストール

OracleJavaのサポート体制を変更して、JDKの選択がややこしい状況になっていた!!!
JDK、Oracle JDK、OpenJDK、Java SEってなに?
Javaのサポートについてのまとめ
 
ディストリビューターやバージョンの違いを検索してみたけど、よく分からなかった。
練習用なので、「もうどうでもいいやw」と思った。
とりあえず、サポート期間が切れてしまったJava SE8のOracleJDKをインストールすることにした。
Java SE Development Kit 8 - Downloads
 

  1. OracleJDKダウンロードページを開いて、JDKの「Download」ボタンをクリックする。
  2. 「Accept License Agreement」にチェックを入れる。
  3. ダウンロードした「jdk-~~~-x64.exe」をダブルクリックする。「コンピューターへの変更を許可しますか?」で「はい」をクリックする。
  4. この先に現れるダイアログ画面で「次」をクリックし続ける。
  5. Java SE Development Kit 8~が正常にインストールされました」と表示されたら「閉じる」をクリックする。

 

JDK環境変数を設定する

  1. Windowsの「システムのプロパティ」を開く。「詳細設定」タブの「環境変数」をクリックする。
  2. 「ユーザーの環境変数」で「新規」をクリックする。
  3. 環境変数JAVA_HOME」を設定する。
    1. 変数名:JAVA_HOME
    2. 変数値:C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_191
  4. 環境変数「PATH」を設定する。
    1. 変数名:PATH
    2. 変数値:%JAVA_HOME%\bin
    • ※すでに「PATH」が存在する場合は、「修正」をクリックして、既存の設定値に続けて「;%JAVA_HOME%\bin」と入力する。(設定値の区切りのセミコロンを忘れない)
  5. 動作確認
    1. Windowsを再起動するか、ログオフしてログインし直す。
    2. コマンドプロンプトを立ち上げて、「javac -version」というコマンドを実行する。
    3. JDKのバージョンが表示されたら、環境変数の設定はOK。

 

Mavenのインストール

ビルドツールの「Maven」をインストールする。

  1. Mavenのダウンロードページにアクセスして、「Binary zip」をダウンロードする。(apache-maven-3.5.4-bin.zip)
  2. ダウンロードした「apache-maven-3.5.4-bin.zip」をCドライブ直下に展開する。
  3. 「C:\apache-maven-3.5.4」フォルダが以下のような構成になっていることを確認する。
    f:id:jsstudy:20181028183859p:plain
  4. Mavenの「mvn」コマンドがコマンド・プロンプトから使えるように環境変数「PATH」を修正する。
  5. 環境変数「PATH」に「mvn」コマンドのパスを追加する。
    1. 変数名:PATH
    2. 変数値:C:\apache-maven-3.5.4\bin
    • ※すでに「PATH」が存在する場合は、「修正」をクリックして、既存の設定値に続けて「;C:\apache-maven-3.5.4\bin」と入力する。(設定値の区切りのセミコロンを忘れない)
  6. 動作確認
    1. Windowsを再起動するか、ログオフしてログインし直す。
    2. コマンド・プロンプトを立ち上げて「mvn -v」というコマンドを実行する。
    3. Mavenのバージョンが表示されたらOK。
    • ※「mvn」コマンドが見つからない場合は、PATHの設定が間違えている可能性がある。

 

Spring Tool Suite(STS)のインストール

Spring Tool Suite(STS)は、JavaIDE統合開発環境)である「Eclipse」を「Spring Framework」開発用にカスタマイズしたものです。
Spring Bootの練習でSTSを使ってみます。
 

  1. STSのダウンロードページにアクセスして、Windows用のインストーラーZIPファイルをダウンロードする。
  2. ダウンロードしたZIPファイルを展開する。展開先はCドライブ直下にする。「C:\springsource」というフォルダに展開する。
  • 展開先のパス名が長いと、展開時に「ファイル名が長すぎる」みたいなエラーで出る場合があるので、「C:\springsource」ぐらいで丁度いい?
  1. 展開後の「C:\springsource\sts-bundle\sts-3.9.6.RELEASE」にある「STS.exe」をダブルクリックする。
  2. 「セキュリティの警告」に対して「このファイルであれば常に確認する」のチェックを外し、「実行」ボタンをクリックする。
  3. STSの初回起動時にワークスペースの位置を聞かれる。「C:\workspace」というフォルダを指定して、「OK」をクリックする。
  • このとき「Use this as the default and do not ask again」にチェックを入れておいたほうがいい。
  1. STSが起動したら成功!

 

STSの日本語化

STSの画面は英語になってる。日本語にしたい場合は、STSを日本語化しておく。
qiita.com
 

  1. 以下リンクより日本語化用のファイル(Pleiadesプラグイン)をダウンロード
  1. ダウンロードしたzipファイルを解凍する。
  2. 解凍すると、フォルダ内に「setup.exe」があるのでダブルクリック。
  3. 「日本語化するアプリケーション」で先ほどインストールした「STS.exe」を選択する。
  4. [日本語化する]ボタンをクリックする。
  5. [終了]ボタンをクリックする。

これでSTSの日本語化は完了。すごい簡単だった!
STSを起動してメニューとかが日本語になっていれば、日本語化は成功。
 

Lombokのインストール

Lombokは、STSでコード入力を補助してくれるツールみたいです。
qiita.com
 

  1. Lombokの公式サイトにアクセスして、右上の「Download」をクリックする。
  2. lombok.jar」をクリックするとダウンロードが始まる。
  3. ダウンロードした「lopnbok.jar」ファイルをダブルクリックする。
    1. インストーラーが立ち上がる。
    2. インストーラーが自動的に「STS」を認識し、「IDEs」の下に表示される。
    3. インストール対象の「STS」にチェックを入れて、「Install/Update」をクリックする。
  4. インストールが完了したらダイアログ画面が現れるので、「OK」ボタンをクリックする。

これでSTSLombokが使えるようになった。
 

curlのインストール

コマンドラインで使える「HTTPクライアント」の「curl」をインストールする。
 

  1. 「curl」のダウンロードページにアクセスする。
    1. ページの下のほうにある「Windows 64 bit」の「Windows 64 bit 7.61.1 binary Stefan Kanthak」とかをクリックする。(64ビット版のWindowsを使ってる場合)
  2. ダウンロードした「curl-7.61.1.cab」ファイルをダブルクリックする。
    1. 中に入っている「CURL.EXE」「LIBCURL.DLL」「LIBCURL.EXE」「LIBCURL.LIB」を右クリックして「展開」を選ぶ。このとき、エクスプローラーを詳細表示にして「パス」という項目が「AMD64\」になってるやつを選ぶ。(他に「I386\」「IA64\」もある。)
    1. 展開先は、とりあえずデスクトップ等にしておく。
    2. Cドライブ直下に「curl-7.61.1」というフォルダを作り、その中に「CURL.EXE」「LIBCURL.DLL」「LIBCURL.EXE」「LIBCURL.LIB」をコピーする。
  3. 環境変数「PATH」に「curl」コマンドのパスを追加する。
    1. 変数名:PATH
    2. 変数値:C:\curl-7.61.1
    • ※すでに「PATH」が存在する場合は、「修正」をクリックして、既存の設定値に続けて「;C:\curl-7.61.1」と入力する。(設定値の区切りのセミコロンを忘れない)
  4. 動作確認
    1. Windowsを再起動するか、ログオフしてログインし直す。
    2. コマンド・プロンプトを立ち上げて「curl -V」というコマンドを実行する。
    3. curlのバージョンが表示されたらOK。
    • ※「curl」コマンドが見つからない場合は、PATHの設定が間違えている可能性がある。

 
以上で、STSの準備が完了した。
続いて、Spring Bootの練習をしてみよう!