Spring Tool Suiteの準備
WindowsパソコンでSpring Bootを練習するための準備を行ないます。
やり方は「はじめてのSpring Boot」という本を参考にしてみます。
はじめてのSpring Boot―スプリング・フレームワークで簡単Javaアプリ開発 (I・O BOOKS)
- 作者: 槙俊明
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2016/09/01
- メディア: 単行本
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JDKのインストール
OracleがJavaのサポート体制を変更して、JDKの選択がややこしい状況になっていた!!!
JDK、Oracle JDK、OpenJDK、Java SEってなに?
Javaのサポートについてのまとめ
ディストリビューターやバージョンの違いを検索してみたけど、よく分からなかった。
練習用なので、「もうどうでもいいやw」と思った。
とりあえず、サポート期間が切れてしまったJava SE8のOracleJDKをインストールすることにした。
Java SE Development Kit 8 - Downloads
- OracleのJDKダウンロードページを開いて、JDKの「Download」ボタンをクリックする。
- 「Accept License Agreement」にチェックを入れる。
- ダウンロードした「jdk-~~~-x64.exe」をダブルクリックする。「コンピューターへの変更を許可しますか?」で「はい」をクリックする。
- この先に現れるダイアログ画面で「次」をクリックし続ける。
- 「Java SE Development Kit 8~が正常にインストールされました」と表示されたら「閉じる」をクリックする。
Mavenのインストール
ビルドツールの「Maven」をインストールする。
- Mavenのダウンロードページにアクセスして、「Binary zip」をダウンロードする。(apache-maven-3.5.4-bin.zip)
- ダウンロードした「apache-maven-3.5.4-bin.zip」をCドライブ直下に展開する。
- 「C:\apache-maven-3.5.4」フォルダが以下のような構成になっていることを確認する。
- Mavenの「mvn」コマンドがコマンド・プロンプトから使えるように環境変数「PATH」を修正する。
- 環境変数「PATH」に「mvn」コマンドのパスを追加する。
- 動作確認
- ※「mvn」コマンドが見つからない場合は、PATHの設定が間違えている可能性がある。
Spring Tool Suite(STS)のインストール
Spring Tool Suite(STS)は、JavaのIDE(統合開発環境)である「Eclipse」を「Spring Framework」開発用にカスタマイズしたものです。
Spring Bootの練習でSTSを使ってみます。
- STSのダウンロードページにアクセスして、Windows用のインストーラーZIPファイルをダウンロードする。
- ダウンロードしたZIPファイルを展開する。展開先はCドライブ直下にする。「C:\springsource」というフォルダに展開する。
- 展開先のパス名が長いと、展開時に「ファイル名が長すぎる」みたいなエラーで出る場合があるので、「C:\springsource」ぐらいで丁度いい?
- 展開後の「C:\springsource\sts-bundle\sts-3.9.6.RELEASE」にある「STS.exe」をダブルクリックする。
- 「セキュリティの警告」に対して「このファイルであれば常に確認する」のチェックを外し、「実行」ボタンをクリックする。
- STSの初回起動時にワークスペースの位置を聞かれる。「C:\workspace」というフォルダを指定して、「OK」をクリックする。
- このとき「Use this as the default and do not ask again」にチェックを入れておいたほうがいい。
- STSが起動したら成功!
STSの日本語化
STSの画面は英語になってる。日本語にしたい場合は、STSを日本語化しておく。
qiita.com
- Eclipse 日本語化 | MergeDoc Project
- ダウンロードするファイルは「Pleiades プラグイン・ダウンロード」から。
- ※「Pleiades All in One ダウンロード」ではないので注意
- ダウンロードしたzipファイルを解凍する。
- 解凍すると、フォルダ内に「setup.exe」があるのでダブルクリック。
- 「日本語化するアプリケーション」で先ほどインストールした「STS.exe」を選択する。
- [日本語化する]ボタンをクリックする。
- [終了]ボタンをクリックする。
Lombokのインストール
Lombokは、STSでコード入力を補助してくれるツールみたいです。
qiita.com
- Lombokの公式サイトにアクセスして、右上の「Download」をクリックする。
- 「lombok.jar」をクリックするとダウンロードが始まる。
- ダウンロードした「lopnbok.jar」ファイルをダブルクリックする。
- インストールが完了したらダイアログ画面が現れるので、「OK」ボタンをクリックする。
curlのインストール
コマンドラインで使える「HTTPクライアント」の「curl」をインストールする。
- 「curl」のダウンロードページにアクセスする。
- ダウンロードした「curl-7.61.1.cab」ファイルをダブルクリックする。
- 中に入っている「CURL.EXE」「LIBCURL.DLL」「LIBCURL.EXE」「LIBCURL.LIB」を右クリックして「展開」を選ぶ。このとき、エクスプローラーを詳細表示にして「パス」という項目が「AMD64\」になってるやつを選ぶ。(他に「I386\」「IA64\」もある。)
- 環境変数「PATH」に「curl」コマンドのパスを追加する。
- 変数名:PATH
- 変数値:C:\curl-7.61.1
- 動作確認
- ※「curl」コマンドが見つからない場合は、PATHの設定が間違えている可能性がある。
以上で、STSの準備が完了した。
続いて、Spring Bootの練習をしてみよう!